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東京スカイツリーは、開業5周年を記念して平成29年6月17日(土)に、電波塔としての賃貸事業の拡大に向けて、放送や通信などの既存の枠組みにとらわれない東京スカイツリーの新たな利活用の方法を考えるアイデアソン「スカイシェア未来会議」を実施しました。
当日は公募によりお集まりいただいた一般の方や当社社員を含め、57名が7つのグルー プに分かれて参加しました。白熱したアイデアソンの様子と受賞された各チームのアイデアをご報告します。
■アイデアソンの様子
■まずは自己紹介からグループディスカッションがスタート!
■東京スカイツリーに吸い寄せられるように、窓ガラスにアイデアを貼っていく参加者の皆さま
■お昼ごはんをはさみ、議論はさらにヒートアップ。アイデアがどんどんまとまっていきました。
■スキット(寸劇)によるプレゼン。どのチームもユニークなスキットで大いに盛り上がりました!
■審査員も思わず大笑い!
■そして、ついに審査発表!各賞の受賞者はいかに?
■受賞チームとアイデア概要
1.東京スカイツリー賞(最優秀賞)
■チーム名:TEAM TEPPEN
■アイデア名:MISO♥RAINBOW
■概要:東京スカイツリーの足元に大豆を植え、スカイツリーの高所より雨のように散水し育てる。その大豆を高所のフロアで醸造し、味噌にする。高所からの散水時には虹も創りだされ、夢がありつつ、ビジネスやエコにまで考慮されている点が受賞の決め手となりました。
2.未来賞(革新性に優れたアイデア)
■チーム名:フレッシュでありたい
■アイデア名:スカイトピア
■概要:高所でしか育たないような高山植物を扱う研究者にスカイツリーの高所を提供し、研究に役立てて頂くとともに、スカイツリーを緑化し鳥などにとっても楽園となるようなサービス。高所ゆえに実現性の難しさはあるが、「ジャックと豆の木」を連想させるような夢のあるサービスという点が評価されました。
3.シェア賞(実現性に優れたアイデア)
■チーム名:恩ちゃんの東京スカ良く!
■アイデア名:地上○○mのオーダーメイド
■概要:東京スカイツリーの内部に地元墨田の優れた職人によるアクセサリーの工房をかまえ、来場の思い出になるオーダーメイドのアクセサリーをその場で持ち帰ることができ、地元の文化にも触れられるサービス。墨田区には工房も多いことから 実現性の高さやカップルのお客様にご好評いただけそうな点が評価されました。
4.ソラカラ賞(参加者投票により選ばれたアイデア)
■チーム名:ラブオにおまかせ
■アイデア名:わくわく♥スカイフード
■概要:人の味覚が高度で変わることを踏まえ、東京スカイツリーの高所で、航空機の機内食を開発したり、試食したりできるようにするというアイデア。奇抜なアイデアとわかりやすいプレゼンが、受賞の理由となりました。
5.その他のアイデア
■チーム名:ノーウィンターズ
■アイデア名:スカイシェアハウス
■概要:スカイツリーの高所にサーバーを設置し、サーバーの区画を貸し出す。サーバーの所有者同士の交流が可能で、バーチャル空間でスカイツリーの監視カメラやイベントなどを共有できるというテクノロジーとスカイツリーの特性を活かしたアイデアです。
■チーム名:うにプリンからあげ(UPK)
■アイデア名:スカイハーモニー
■概要:高さを活かして広範囲にとどくスピーカーを設置。風や気候などに合わせて環境音を流すことによって、天気情報などを聴覚化するサービス。来場者の方だけではなく、地域住民の方にも配慮されたアイデアです。
■チーム名:ヘブン状態
■アイデア名:天空のスカイカプセル
■概要:スカイツリー高所のセキュリティの高さなどを利用し、思い出の品などをお預かりする保管所を開設する。スカイツリーの高さゆえどこからでも思い出にふれていただく事ができ、スカイツリーに新たなシンボルとしての意味を与えるようなアイデアです。
各チームにおいて活発な議論が行われ、いずれ劣らぬ斬新なアイデアに審査員も甲乙つけがたく頭を悩ませました。
参加した皆さまからいただいたアイデアにつきましては、当社の賃貸事業をはじめとする各種の営業施策の参考とさせていただきます。
最後はソラカラちゃんと記念撮影
参加いただきました皆さまありがとうございました!
次回のアイデアソンをお楽しみに☆
※東京スカイツリーの新たな利活用のアイデアをお持ちの方は、以下「東京スカイツリー電波塔のご案内」パンフレットをご覧いただき電波塔事業本部 賃貸管理部までいつでもご連絡ください!
<参考1>電波塔としての役割
<参考2>「スカイシェア未来会議」開催案内(2017.5.10)