東京の夜に想いを灯す ライティングデザイン
過去と未来をつなぎ
みんなの心に届く光でありたい
日本人の心意気、美意識と、現代の技術を掛け合わせ、色や明るさ、光の移ろいにまで想いを込めて。
その日の東京、その時代の空気を映し出すように、夜空に静かに光を灯します。
訪れる人も、遠くから眺める人も。
それぞれの場所で、同じ光を共有できることもライティングが持つ大切な役割のひとつです。
東京スカイツリーのライティングコレクション
東京スカイツリーを彩る、3つの基調ライティングと特別な光の演出
心意気の 粋 IKI
江戸の「心意気」を表現した、粋で洗練されたライティング。淡いブルーの光が、隅田川の水面を思わせる清涼感を演出します。シンプルでありながら、凛とした美しさを放つ、スカイツリーの基調となる光です。
演出テーマ
粋(いき)
水色と白色の爽やかな光の中で、泡の揺らぎや煌めきをイメージした「水泡」の緩やかな動きを表現。落ち着きと美しさを兼ね備えた光の演出です。
水遊び
豊かな水の表情と、パステルカラーの水風船をイメージした光の演出。従来にはなかったアクティブな動きで、遊び心あふれる表情をお楽しみいただけます。
ライティング動画
美意識の 雅 MIYABI
江戸紫をまとった、優美で雅やかなライティング。日本の伝統色である江戸紫が、夜空に上品な華やかさを添えます。粋とは対照的な、艶やかで気品ある光の表情が、東京の夜景に深みを与えます。
演出テーマ
雅(みやび)
江戸の美意識を感じさせる紫色を基調に、気品と優雅さを表現。しっとりとした光の重なりが、落ち着きのある上質な雰囲気を演出します。
江戸紫
伝統色である江戸紫を中心にした深みのある光の演出。ゆるやかに移ろう光が、洗練された美しさと奥行きを感じさせます。
ライティング動画
賑わいの 幟 NOBORI
祭りの賑わいを彷彿とさせる、躍動感あふれるライティング。複数の色が織りなすグラデーションが、まるで風になびく幟のように、タワーを彩ります。イベントや季節に合わせて変化する、華やかな光の饗宴です。
演出テーマ
幟(のぼり)
祭りの賑わいを表現した、橙色を基調とする力強いライティング。上へと伸びる光の動きが、活気や躍動感を象徴します。
心意気
江戸の町人文化に通じる力強さと情熱を、ダイナミックな光の変化で表現。エネルギッシュで印象的な演出が特徴です。
ライティング動画
特別なライティング SPECIAL
イベントのテーマに合わせて創り上げる、オリジナルの特別ライティング。色彩や光の表情に込められたメッセージが、東京の夜空に一夜限りの景色を描き出します。この日、この瞬間だけのスカイツリーの輝きをお楽しみください。
演出テーマ
特別ライティング
季節のイベントや記念日などにあわせて点灯される限定ライティング。多彩な色や演出で、その時期ならではの特別な景観を楽しむことができます。
イベント・コラボレーション
企業やコンテンツとのコラボレーションによる特別な演出も実施。通常とは異なる個性豊かなライティングで、新たな魅力を発信します。
ライティング動画
時計光
展望台の上部に並ぶ流星のようなきらめき。一定の速さで周り続けるこの光は、過去と未来を結ぶ時を刻む光を表現しています。
ギャラリー
東京スカイツリーを形づくる、高さ・構造・機能を数字でひもときながら、訪れる前にも、訪れたあとにも楽しめる視点を届けます。
ライティング設計と想い Design Philosophy
過去100年、未来100年。
みんなの心に届く光をデザインしたい。
江戸から東京へと受け継がれてきたこの都市の歴史を見ると、全国から集まってお互いに切磋琢磨しあう人々の姿がいつも主役になっています。江戸幕府以降、日本の中心として繁栄し、昔の文献や絵画には、街の歴史や文化、そこに暮らす人々のコミュニティや生活が生き生きと描かれています。
私は、東京のシンボルとなる新しいタワーを、この街とともに人々が育んできた心意気の「粋」と、美意識の「雅」で包みたいと考えました。下町に根ざし、天まで届きそうに高くそびえる東京スカイツリー。永遠に続く江戸の心を光で表現し、過去100年未来100年、みんなの心に届く光をデザインしたいと思います。
照明コンサルタント
戸恒浩人(とつね ひろひと)氏
プロフィール
- 1975年東京都出身
- 1997年東京大学工学部建築学科卒業
- (株)ライティングプランナーズアソシエーツ入社
- 2005年(有)シリウスライティングオフィス設立
主な作品
- 浜離宮恩賜庭園ライトアップ 中秋の名月と灯り遊び
- ホテル日航東京チャペル ルーチェマーレ
- 情緒障害児短期治療施設
- 日本経済新聞社 東京本社ビル
他 住宅、商業施設、オフィスビル、ホテルなど多数
地域との調和と環境に配慮したオールLED
日本の美意識のもと下町の歴史や地域性とともに時代を象徴する計画となるべく、陰影の美しさによって表現されたデザインと合わせて、地球環境に配慮した照明計画であるべきと考え、オールLEDで計画を行い、省エネルギーと美しさを両立するデザインとしました。
オールLED化実現による優れた演出性が期待できるほか、省エネルギーのLED照明を採用したことで、より環境に配慮したタワーとしてのメッセージを発信いたします。
