2018.10.19プレスリリース

カヤバシステムマシナリー(株)製オイルダンパーに関する一連の不適切行為における調査結果について

東京スカイツリーを運営している東武タワースカイツリー(本社:東京都墨田区)は、カヤバシステムマシナリー(株)製オイルダンパーの検査データ書き換え等による一連の不適切行為について、東京スカイツリーの設計会社である株式会社日建設計および施工会社である株式会社大林組を通じて調査を依頼しておりました。本日、日建設計および大林組よりその調査結果を受領し、本件に関する安全性について問題がないことを確認いたしましたのでお知らせいたします。

KYB(株)およびカヤバシステムマシナリー(株)の報告では、東京スカイツリーに設置している全225基の制振用オイルダンパーのうち90基において検査データの書き換えがあったことを確認しましたが、当該90基の書き換え前の正規データが、いずれも当社の設計仕様で定めている減衰力性能の基準値からの乖離値が±10%以内に収まっていることが判明しました。
この報告を、日建設計および大林組が当該90基の基準性能について確認した結果、異状なしとの 見解を示したことを受け、当社として、当該90基を含めた全225基の制振用オイルダンパーは適合製品であると確認しました。

調査結果をお知らせするまでに時間を要し、お客さまをはじめ、関係各所の皆さまに大変なご心配をおかけしましたことをお詫び申しあげます。

引き続き、安心・安全にお楽しみいただける施設として、世界一愛されるタワーを目指して努めてまいります。

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